特定健診とは

特定健診とは、未然に「生活習慣病」を予防することで、健康寿命を延ばすことを目的として実施される健康診断です。 生活習慣病の発症には、内臓脂肪がたまる内臓脂肪型肥満と、そこから派生するメタボリックシンドローム(以下メタボ)が関係することが多いため、わが国ではメタボに的を絞った特定健診が行われることになりました。
ただし、各医療保険者によって、受診方法が異なる場合がありますので、通知や広報などに従ってください。

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特定健診の対象者は?

全国民の40~74歳の方です。その年代の「生活習慣病」の発症リスクが高いため、「特定健診」の対象年齢となりました。40歳未満の方は今まで通り、会社などで健診を、75歳以上の方は高齢者医療確保法に基づいた健診を受けていただくことになります。

実際に受診するには?

「特定健診」の受診から結果通知までの流れは次の通りです。

1: 各医療保険者から、「特定健診受診券」が届きます。

2:「特定健診」の予約をします。

ご予約・お問い合わせ 075(672)7556
月~金曜日 午前8時30分~午後5時
※土、日曜日、祝日、年末年始(12月30日~1月3日)を除く

3:「特定健診」受診

基本的な健診項目 問診 身体計測 血圧測定 採血 尿検査 診察

4: 判定・結果のお届け

健診後、約2週間でお届けします。
※医療保険者から送られる場合は、「5.」の特定保健指導の通知と一緒に送付されることがあり、上記の日程と異なる場合があります。

5: 特定保健指導のご案内

「特定健診・特定保健指導」は、各医療保険者が主体となって実施します。 国保、協会けんぽ、健保組合、共済組合などの通知や広報に従ってください。また、「特定健診」は厚生労働省により、各医療保険者に義務化されています。早期にチェックするためにも、年に1回、定期的に受診しましょう。 (自己負担額、受診期間、指定健診機関などが異なります)

特定保健指導とは?

「特定保健指導」は、特定健診の結果をもとに行われます。
「特定健診」とともに、洛和会京都健診センター、音羽健診センター(洛和会音羽病院地下1階)、東寺南健診センター(洛和会東寺南病院2階)をご利用いただけます。
特定保健指導の流れは下記の通りです。

1: 加入している医療保険者(国保、協会けんぽ、健保組合、共済組合など)に特定健診の結果が集められます。

2:特定健診の結果から「特定保健指導」の支援レベルが判断されます。

生活習慣改善の必要度 特定保健指導の内容
「積極的支援」という形で保健指導が行われ、目標を設定し、目標達成のための行動計画が実践できるように、継続的な支援がされます。
中程度 「動機づけ支援」という形で保健指導が行われ、目標を設定し、目標達成のためのアドバイスがされます。
「情報提供」という形で、生活習慣を見直すきっかけとなる情報が提供されます。

3:「積極的支援」「動機づけ支援」の場合は、加入している医療保険者から「利用券」が送られてきます。各医療保険者が指定する健診機関へ「利用券」「保険証」をお持ちください。

※ただし、各医療保険者によって、受診方法が異なる場合がありますので、通知や広報などに従ってください。
「特定健診」と「特定保健指導」であなたの健康を守りましょう!

健診結果の分析

検診結果とは別に、ご希望があればデータの推移や基準値との比較を分かりやすく作成いたします。企業さまごとの分析も可能です。詳細については担当者にお尋ねください。

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